第39回委員会オフ使用構築〜オニザードアロー〜

委員会オフに参加してきました。
結果は8-0-1でブロック1位抜け。決勝で敗れ準優勝でした。
予選の引き分けは両者が予選抜けを確定していて、中身バレを防ぐため引き分けという処置をとりました。
XY最後のオフで大きな結果を残すことが出来てとても嬉しいですが、優勝したかったのが本音です。

オニゴーリ入りを考えて欲しいと言われたことからオニゴーリ入りを組むことにしました。その少し前にオニゴーリを貰っていて気になっていたこともありました。オニゴーリ横国の学祭でも使用し、当日作った適当構築でしたが、それでもオニゴーリのスペックの高さに驚き、今回のオフで使うことに決めました。

以下個別解説です。順番は採用順。

オニゴーリ@食べ残し
177-110-101-101-90-145
H16n+1 A+2地震でH166メガバシャーモまで確定 最速 BC余り
氷の息吹 地震 身代わり 守る
パーティのエース。蛇睨みや、低速の相手にみがまもで起点にしていく。思考停止に選出して運勝負をするのではなく、起点にするポケモンを考えて選出する。地震の枠は絶対零度が多いが、TODがない対戦なら地震以外ありえない。地震にすることで炎やギルガルドがいても選出できる。絶対零度はいつでもワンチャンが残る技ではあるが、絶対零度を打たなければいけないことが起きる可能性があるときに選出はするべきではなく、ムラっけの運が悪く打たなければならないときは2連守るを決めればいいというのが持論。オニゴーリ対策が出てこない読みでオニゴーリを出すという不安定な選択は一部のポケモンを除いてするべきではない。AC+6のときに突破が不可能なポケモンフリージオ、天然のみ。
以下のポケモンがいるときは選出しない
・身代わり貫通
メガサーナイトニンフィアウルガモスシャンデラなど
・連続技
 メガヘラクロスパルシェンなど(ガルーラは相手のパーティによって決める)
・高火力、弱点先制技
 ハッサム (メガルカリオキノガッサローブシンファイアローは相手のパーティによって決める)
フーディン(みがわり、守るをアンコ金縛りされ、メガシンカされるとムラっけメガフーディンが誕生する)
・天然
 ピクシー ヌオー(零度を考慮すると出てきにくいのでパーティによって選出も視野)
フリージオ(上に同じ)
上記のポケモン以外でオニゴーリが誘うポケモン
・炎全般
バシャーモヒードランなど
ギルガルド(聖剣or毒みがキンシ)
エルフーン
スキルスワップ
 クレセリアなど

ファイアロー@拘り鉢巻
153-146-91-*-90-178
ASぶっぱ
ブレイブバード フレアドライブ 蜻蛉返り 寝言
オニゴーリを誘うポケモンに刺さる。鉢巻の理由としては、ニンフィア、アロー、マリルリへのブレバ,ボルトロスライコウなどの電気ポケモンへのダメージ差。ライコウを抜ける陽気も考えたが後述するガルーラの突破方法が不可能になるため、意地っ張りとした。オニゴーリがいることで、鬼火挑発で起点にしていく流れだと勘違いさせることもでき、ダメージを受けた後驚く顔をした人が多かった印象。

エレザード@気合の襷
137-*-72-161-115-177
CSぶっぱ
10万ボルト めざめるパワー氷 ボルトチェンジ 蛇睨み
オニゴーリの起点を作る。地面にも決まるがそれは皆知っているので地面が出てこないことが多く、蛇睨みが地面に決まることはそう多くない。しかし、それがこのポケモンにはとても大きい。地面を他の電気ポケモンより誘わないのでボルトチェンジの一貫性が生まれやすい。また、ファイアローが止まる水、電気の対策にもなっているのでオニゴーリと組み合わせるだけでなく単体で選出することも普通にある。ボルトチェンジ+ブレイブバードでガルーラやニンフィアが落ちるのでそういった行動も可能。グロウパンチガルーラが止まらないので相手のガルーラがグロウパンチを持っていると思ったときは恩返しや捨て身タックルに怖がらずそういったプレイングも必要になってくる。

ガルーラ@ガルーラナイト
181-177-120-*-120-167(メガ後)
ASぶっぱ
捨て身タックル 猫騙し 地震 冷凍パンチ
裏選出の軸。オニゴーリとの同時選出ももちろんあり得る。オニゴーリメガシンカも出せない選出は、パワーが下がるのでメガシンカは出来るだけ選出しやすいポケモンにしたかった。また、オニゴーリが誘うポケモンに対しても勝てるポケモンにする必要がある。その場合ガルーラかゲンガーの2つのに絞られたが、高耐久のポケモンを誘うことでオニゴーリの起点を選出段階で増やせるガルーラを選択した。技は一般的な4つ。冷凍パンチは他の技にするのでもいいが、ボルトロスに自分から削られずに落とせる技が必要だった。

ローブシン@突撃チョッキ
借り物なので配分は省略。
ドレインパンチ マッハパンチ はたきおとす 冷凍パンチ
ガルーラがゴツメ持ちがいるだけで選出が億劫になってしまっては困るのではたきおとす枠。ガルーラブシンの並びを作ることも出来た。また、アロー+ブシンの並びの相性のよさも考慮した。一方通行の並びではあるがアローが苦手な電気、水、バンギにブシンが強い。今回は入ってないが、アローに鬼火を入れることでブシンを要塞化することもできる。エレザードが選出できない場合の対電気、水はブシンに任せることにした。サーナイトニンフィアに弱いのがとても気になるため冷凍パンチの枠は毒突きと選択。今回はサーナイトニンフィアがいるときは出さないと決めていたので冷凍パンチとした。

スイクンゴツゴツメット
207-*-176-111-142-106
H16n-1 ファイアローの鉢巻ブレイブバード2耐え 残りDCS
熱湯 冷凍ビーム ミラーコート 毒々
最後の穴埋め。特に相手のガルーラ、ファイアローが重すぎたので採用。毒々はクレセに入れることで裏選出でクレセに勝つことが出来るようになるために入れざる得ない。ミラーコートはサナニンフライボルト対策。ライボギャラの並びがびっくりするほど無理なのでライボルトミラーコートを打ち相手のポケモンを1匹落としてサイクルを崩壊させる。膝バシャーモにはタイマンですら勝てるか怪しいのでスイクンでバシャをみる選出はするべきではない。

選出
エレザードオニゴーリ@1
基本選出。@1は基本ガルーラか、ファイアローになることがほとんど。

オニゴーリ@2
エレザードを使わないで低速ポケモンオニゴーリで起点にしていく選出。

ガルーラ@2
オニゴーリが出せない場合。基本はアローも選出してオニゴーリの選出誘導によって出てきたポケモンを殴り倒す。エレザードの単体選出を出し渋るのは間違い。

ガルーラとオニゴーリを出さない選出はほぼない。

選出回数(引き分けの対戦は数えていません)
エレザード6/12 
オニゴーリ4/12
ガルーラ9/12
ファイアロー7/12
ローブシン6/12
スイクン4/12
オニゴーリが出せない対戦が多かった。オニゴーリを出さなかった8戦のうち、オニゴーリ対策を出されたのは6試合。決勝ではオニザードの選出誘導が全く働かず敗戦。
エレザード単体選出は3回。全試合スイクンに後出しする駒として使用した。


エレザードオニゴーリも低種族値ながら活躍してくれる面白いポケモンでした。オニザードはある人がブログに書いているので見てみてはいかがでしょうか。また違った視点からオニザードの強さを理解できると思います。



XYの構築記事はこれで最後になります。明日以降はキャラランキングとか書く予定です。
後どうでもいいですが、解説のところを試験的に敬語やめました。どちらがいいとか、コメントしてくれるとありがたいです。
最後まで読んで頂きありがとうございました。