シーズン17使用構築 〜蛙蛾スタン〜
ガルクレセ、厨パ系統の並びにメタを張り、ガルクレセ@4、ガルガブボルト@3がどんなパターンの構築でも選出に無理が起きないことを目指した。
以下個別解説。順番は採用順。
ゲッコウガ@スカーフ
151-115-105-150-82-173
冷凍ビーム 神通力 草結び 岩石封じ
B 200ガブリアスの逆鱗を1つ切って耐える
C 155-91バシャーモを神通力で2つ切って落ちる
S +1準速ボーマンダ抜き
厨パ系統の構築のガルーラ以外すべてに戦えるポケモン。
この4つの技を採用することで、ガブリアスボルトロスゲンガー炎水すべてに打点を持てる。
数を増やしたウルガモスに対して一度の隙を許すことができるスカーフで採用、スカーフガブリアスの逆鱗に後出しして上から倒す、襷キノガッサに封じから打たれると対面で勝てるなどといったこともできる。
拘っていることで窮屈な立ち回りを強いられることもなくはないが、それ以上にスカーフである利点が大きかった。
ガルーラは桁繰りを考慮するとかみ砕くは打ちづらいため、あくまである程度だが、ゲンガーに引くこと安定しやすい。
ゲンガー@ゲンガナイト
159-*-101-191-123-200
シャドーボール 身代わり 滅びの歌 道連れ
H 16n-1
B 200ガブリアスの逆鱗耐え
D 191メガゲンガーのシャドーボール乱数4つ切って耐え
S 最速
相手のガルーラがゲンガーから引いた際に一番アドバンテージを取れ、突っ張られても安定して1:1が取れる滅び身代りで採用した。
ガルーラと1:1から裏のゲッコウガやボルトロスを通す流れが理想。
害悪、受けル、バトンにも積極的に選出していく。
ボルトロス@食べ残し
179-*-119-160-102-140(理想値)
10万ボルト 毒々 身代わり 守る
H 16n+3
B 200ガブリアスの逆鱗を1つ切って45以上残る(対面から勝てる)
C 207-136スイクンに10万→瞑想→10万で約95%で落ちる
D 177命の珠ボルトロスの10万ボルトを1つ切って45以上残る(対面から勝てる)
S 余り、大体のミラーは抜ける
ゲッコウガ同様、厨パ系統のポケモンに対面から勝てるように配分した毒ボルトロス。
いかにこのポケモンを通すかを考えて選出することが多く、選出率はほぼ100%。
毒を考慮しない立ち回りをされることが非常に多く、今期非常に数の多かったヒートロトム等でボルトロスを見ている構築には非常に刺さった。
ある程度数がいる中で腐らせてくるポケモンは食べ残しナットレイ、黒いヘドロモロバレル、フシギバナ、グライオン、ドリュウズ、ジバコイルに限られる。
スイクンを実際に突破したことはなかったが、Cが高いおかげでいくつも試合を拾ったので毒ボルトの控え目はほかの配分でも考察の余地があると思った。
ウルガモス@アッキのみ
191-*-112-156-126-138
虫のさざめき 鬼火 蝶の舞 羽休め
H 16n-1
B 177メガガルーラの猫騙し+アッキ発動後捨て身タックル耐え
192メガガルーラの秘密の力+アッキは発動後秘密の力約85%耐え
CD 偶数
S +1でメガミミロップ抜き
るどるふさんが通話中にアッキウルガモスが最強以外の言葉を失っていたため信じて採用。
ガルクレセやクチート入りに選出。
ガルガル対面のかなり安定した引き先となる。
ウルガモスの対策をガブリアスや、カイリュー等に任せたガルクレセは一匹で簡単に試合を終わらせることができる。
実際、ガブリアスのエッジの所持率は低く、上位には鉢巻カイリュー入りが相当な数存在していて想像以上の活躍だった。
ガルクレセドランには出しづらいが、こちらの構築上ガルクレセドランとは出しづらいはずなので、ヒードラン以外にウルガモスの対策となるポケモンがいる場合は積極的に出して、もし出てきた場合はクレセドランを毒ボルトで誤魔化す立ち回りが望ましい(実際に出さなかったら負けた)。
ガルクレセのガルーラの空元気の少なさに甘えているが、最悪持っていてもSが高くなければそこまで不利にはならない。
炎技がないためクチート、ギルガルドの処理速度が非常に遅く危ない立ち回りを強いられたことが唯一の不安要素だった。
詳しくはるどるふさんのブログを参考にしてほしい。
ガルーラ@ガルーラナイト
181-164-121-93-108-167
捨て身タックル 猫騙し 冷凍ビーム 不意打ち
C 183-105ガブリアスを冷凍ビームで確定
S 最速
低速から中速にかけてガルーラに捨て身タックルがなかったら対面勝てることをいいことに突っ張ってくる相手を咎めるため猫捨て身で採用。
猫不意と毒ボルトロスの相性の良さも引き立つ。
カバルドンへの処理ルートは多くあることに越したことはないので冷凍ビーム。
ガブリアスからクレリア引きにゴツメ削られないのも大きい。
ガブリアス@気合いの襷
183-182-116-*-105-169
逆鱗 地震 岩石封じ 剣の舞
ASぶっぱ
面倒なサイクルや中堅メガ進化に強いこと、電気の一貫を切れることから採用した。
しかし、サイクルを崩すためにもっと尖らせた型にするべきだったと反省。
炎打点がないので、炎の牙の珠やラムのほうが活躍する場面があったと思う。
選出
対厨パ系統
ゲッコウガ ゲンガー ボルトロス
対ガルクレセ
ガルーラ ウルガモス ボルトロス
上の二つを基本選出としている。
その他のパーティは柔軟に。
結果
TNめみねる
最終 2159 56位
108-62
最高 2176
108-61
どーでもいい余談
シーズン終了5日前から潜りはじめ11日までほかの構築を使っていたが、あまりにも勝てず伸びても2000前半で、ずっと1900代を行ったり来たりしていた。
さすがにまずいと思い、1,2週間ほど前、考えてはいたが結局煮詰めきれず放置していたこの構築の軸(ゲコゲンボルト)を引っ張ってきた。
結局最終日前日、12日の夜からの約8,9時間ほどしかこの構築を使っておらず、もう少し前から使っていたら2200乗れたかもしれない、乗れないにしてももっと高レートと対戦できたかもしれない、という気持ちもなくはないが明らかに準備ができていなかった自分が悪い。
今期に限らず、準備がなってなくレートに潜ること自体が少なかったのが6世代の一番の後悔。
それでも、最終日の2100帯ではとても熱い対戦が多く、楽しいポケモンができたのはよかった。
7世代がどんな方式のオンライン対戦ができるのかはわからないが、積極的にやっていこうと思う。
今期で6世代終わる人はお疲れ様でした。
順位がわからなくてもレートやる人は頑張ってください。
自分は関東のオフに出るつもりなので、同じオフに出る人は残りわずかの6世代を一緒に楽しみましょう。
第33回シングル厨使用構築〜正統派偽装構築〜
もともとシングル厨では二日続けてあめおふ!の構築を使うつもりでいた。しかし、決勝の対戦で知られていると辛いポケモンが型バレしてしまったので同じ構築では勝てないと判断。夜中の通話でるどるふさんがこれ使ったらと、この構築をくれた。数週間前、通話中に作られた構築であるため構築の内容や採用理由等は理解していて選出、プレイングには不安はなかったので、ほぼほぼそのまま使うことにした。
この構築は厨パの並びである。この並びの強みの一つとして多種多様な型が存在する(できる)ことがあげられた。
しかし、厨パのガルーラのトップメタは秘密の力であり、猫捨て身ガルーラの数はあきらかに少ない。そのせいで猫捨て身ガルーラの警戒度が低く、耐久に振っていないバシャーモが守らずに突っ張ってくるなどの行動が散見されていることが通話で話題に上がった。
そういった行動を許さない猫捨て身ガルーラを採用した厨パを作る、というのが今回の構築のコンセプトになっている。
以下個別解説。
ガルーラ@ガルーラナイト
181-164-121-93-108-167
捨て身タックル 猫騙し 地震 冷凍ビーム
C 冷凍ビームでガブリアスが1発
S 最速
構築のコンセプトであり、軸。
採用理由である、猫騙し+捨て身タックルに加え、汎用打点の地震。
ガルーラがグロウパンチを覚えていない、そしてスイクンがカゴのみでないという点からカバルドンが重かったため冷凍ビームを採用している。
猫捨て身はガルーラミラーに強いといわれていたが、B方面に厚いガルーラが増えてきたため削れたガルーラに強気に動ける、といった解釈が正しい。
実際に使ってみてわかったことはとにかく警戒されないということ。圧倒的に秘密の力のほうが警戒されていて、構築名どおり十分な偽装になっていたと思う。
クレセリア入りにはゲンガーを出すのでその影響も否定できないが、1回もゴツゴツメットに触れることはなかった。
ガブリアス@スカーフ
183-200-116-*-105-154
逆鱗 地震 ストーンエッジ 炎の牙
A ぶっぱ
S 準速
スイクンが氷技を覚えていないので相手のガブリアスに対して引き先がいない、そして気合の襷がバシャーモに渡ったため、ミラーで一応の行動が保証されているスカーフで採用。
スカガブの仕事として一般的な最後の掃除役、というよりは最初の削り役としての選出が多かった。
ボルトロスがストッパーとしての役目を果たせないので、S上昇を軸としている構築にはできるだけ選出するようにした。
ゲンガー@ゲンガナイト
159-101-191-123-200
シャドーボール 身代り 滅びの歌 道連れ
H 16n-1
B 200ガブリアスの逆鱗耐え
D 191メガゲンガーのシャドーボール乱数4つ切って耐え
S 最速
害悪、受けル、バトンに強く、選出を縛られることが少ない滅びゲンガーを採用。
自分が唯一原案から変更した点が、ゲンガーを控えめから臆病にした点だけ。
控えめはHDベースゲンガーミラーにおいて勝率が数%伸びる。
しかし催眠ゲンガーに対する勝率向上や、ゲッコウガに道連れしたかったことから臆病に。
ガブリアスに剣の舞がないためバシャバトン相手にはゲンガーをどう使うかがポイントになってくる。
ボルトロス@食べ残し
177-108-105-146-132-138(理想値)
放電 毒々 身代り 守る
H 16n+1
B 不一致イカサマを身代りが1個切って耐え
D 11n
S 最速キノガッサ抜き近辺を大体抜ける
猫騙しと相性のいい毒ボルトロス。ガルーラと並び今回の軸として採用している。
今回の構築はガルーラ、ガブリアス、スイクンが崩しができないので選出率はかなり高い。
厨パにはオボンボルトロスが入ることが多いが、猫騙しガルーラを採用した際は十分に活躍できる型だと思う。
対害悪はゲンガーとあわせ非常に高い性能を誇るので負けることは無いに等しい。
ボルトロスに強い型で、対面からはもちろん後出しからも悪くない勝負が出来る。しかし、シングル厨決勝を見た人はわかると思うが挑発(+悪巧み)には不利を取ることになるため今後そのような型が増えていくなら対ボルトロスを任せるのは考えたほうがいいかもしれない。
バシャーモ@気合の襷
155-146-90-177-81-128
飛び膝蹴り 火炎放射 目覚めるパワー氷 守る
A 181-121メガガルーラを飛び膝蹴りが1個切って落ちる
C 157-116メガクチートを火炎放射が1個切って落ちる
S 1加速でゲッコウガ抜き
ボーマンダ、クチート軸を崩す襷バシャーモ。
タイプで受けていく構築にはゲンガーでバシャーモを止めてくるポケモンと1:1を取りこのポケモンを通す立ち回りが多い。
スイクン@ゴツゴツメット
207-*-183-111-135-105
熱湯 リフレクター 寝言 眠る
HBぶっぱ
S11で自分が遭遇し、ガルガブバシャがボコボコされたリフレクねむねごスイクン。
自分がやられたとおり運は絡むがとにかく役割集中に強い。
今現在ゴツメスイクンは全盛期に比べ大幅に数を減らしているが、その理由のほとんどを秘密の力ガルーラが占めている。しかし、このスイクンは秘密の力に対してもいい勝負ができ、物理受けの性能として十分。
この型を使って、久しぶりにゴツメスイクンを強さを実感できた。
結果
第33回シングル厨
優勝
Special Thanks
構築をくれたるどるふさん
構築名の許可をくれたねこさん
ここまで読んで頂きありがとうございました。
第5回あおめおふ!使用構築〜カバガルサナver鮫〜
第5回あめおふ!で使用した構築です。
あめおふ!ではまず、ギルガルドを使うと決めていた。ギルガルドは環境が進むにつれて、有利を取れるポケモンの数が少なくなったり、ゲンガーの優秀さに気付いた人が多くなったりと、今現在かなり数を減らしている。しかし、種族値とタイプが優秀なのは間違いない。そのため、今回はどうやってギルガルドを活かすかを構築の目標とした。
ギルガルドを活かす方法を模索した結果、S14以降、数を爆発的に増やしているキノガッサに注目。キノガッサの攻撃を半減以下に抑えられる反面、茸の胞子を規制できるポケモンではないため、キノガッサの選出を抑制する力は大きくないと思い大昔に少数存在した防塵ゴーグルを持たせ、誘って倒すことを目指した。
キノガッサに弱い構築に採用したかったので、真皇杯及びMASTERSオフで使用した構築以下(「ver1」という。)
第2回真皇杯&第一回MASTERSオフ使用構築〜カバガルサナver1〜 - 個体値はA0
の軸であるカバガルサナの裏に採用することにした。カバガルがキノガッサに隙を見せるポケモンであり、活躍の場は十分に期待できると考えた。また、ver1ではキノガッサ入りにガルーラが選出できなかったため、メガシンカの選出が縛られなくなったのは大きい。ギルガルドが入ったことによりゲンガーが抜け、それにあわせて残りのポケモンを変更し構築が完成した。
以下個別解説。順番は採用順。カバルドン、ガルーラ、サーナイトはver1と変更がないので上記のURLを見てほしい。
ギルガルド@防塵ゴーグル
167-112-170-*-171-80
影撃ち 聖なる剣 剣の舞 キングシールド
HA ぶっぱ
B
第2回真皇杯&第一回MASTERSオフ使用構築〜カバガルサナver1〜
お久しぶりです。
今回は真皇杯と翌日のMASTERSオフで使用した構築です。
カバルドンを使いたいという理由からスタート。厨パに対する選出としてカバガル+速いエスパーが強いと思い、厨パ以外にもかゆいところに手が届くスカーフサーナイトを採用しカバガルサナを基本選出として構築を組んだ。
以下個別解説。順番は採用順。
カバルドン@ゴツゴツメット
211-132-187-*-92-72
地震 封じ 欠伸 怠ける
B ぶっぱ
S 4振りクチート抜き
普通のカバルドン。
鬼火のファイアローはガルーラで、剣舞のファイアローはカバルドンで見るために封じ。
hを削ったが、Sを振ったお陰で勝てた試合があるので配分は正解だった。
欠伸の使い方を間違えるとすぐに崩壊するので立ち回り方はかなり重要。
ガルーラ@ガルーラナイト
191-192-121-*-141-123
秘密の力 不意打ち 炎のパンチ 空元気
H 16n-1
A 秘密+不意でガブがほぼ落ちる
D メガ前222メガゲンガー気合玉3つ切って耐え、メガ後211メガリザードンYオーバーヒート2つ切って耐え
S メガ後準速ガッサ抜き
Dに厚く振ったガルーラ。@ark_loreから配分を貰った。
サーナイトがスイクンに強くないのでガルーラがスイクンに強くなれるよう空元気。
ここまでDを確保することでゲンガーに対して素秘密を撃ち麻痺れば素空元気or炎のパンチの流れのリスクを減らすことができる。
噛み砕くを切ったせいで催眠ゲンガーが重くなってしまったが一長一短で大きく差は出ないはず。
サーナイト@拘りスカーフ
143-*-103-176-135-132
ムーンフォース サイコキネシス トリック 道連れ
H 16n-1
B 砂+172バシャーモフレアドライブ1個切って耐え
C ムーンフォースでガブリアスが2つ切って落ちる、167-115メガゲンガーにサイコキネシスが6つ切って落ちる
S 準速
Bにかなり割いたスカーフサーナイト。
初手で奇襲して流れをつかむのはもちろん、エスパーが一貫している構築の掃除役、トリックやトレースによって様々な動きができ、この構築の鍵となるポケモン。
道連れを気合玉などにしている構成も見るが、個人的には道連れが最善だと思っている。
その理由の一つに対ボルトロスがある。ボルトロスの上からトリックをし、電磁波をされた場合、裏に悪戯心道連れ+後攻攻撃ができるようになり、痺れなければ多くのポケモンに1:1をとれる。スカーフボルトロスはカバルドンに無力なことが多く、残りの2vs2で有利に立てる。
数値が足りないため、Sはメガゲンガーに抜かれていたり、Cは乱数が絡んでしまうのが欠点。Sをゲッコウガ抜きまで下げてCに振ったほうがいいかもしれない。
ファイアロー@命の珠
173-146-91-*-89-159
ブレイブバード フレアドライブ 剣の舞 羽休め
S ミラーで大体抜けるだろうと踏んだ値
A ぶっぱ
普通の珠アロー。
サーナイトが異常なほど鋼を誘い、弱いため、炎枠が欲しかった。
ファイアローをタイプ受けできるポケモンはせいぜいロトム系統くらいなので、タイプで受けてくる構築にも弱くない。
クレセドランにも戦うために羽休め。
ゲンガー@ゲンガナイト
159-*-100-190-124-200
シャドーボール ヘドロ爆弾 凍える風 道連れ
H 16n-1
B 200ガブリアスの逆鱗1個切って耐え
D 190メガゲンガーシャドーボール2個切って耐え
S 最速
ゲンガーミラーで負けた後も裏の先制技圏内に入れるための最速HD振り。
ガルーラがクレセドランに打点がないので必然的にゲンガーを選出する。
凍える風はゲッコウガを採用していなかった時の名残なので、鬼火でいい。
ゲッコウガ@ラム
149-103-106-143-92-182
熱湯 冷凍ビーム 草結び 影撃ち
B 200ガブリアスの逆鱗1個切って耐え
S 最速ジャローダ抜き
カバルドン軸、ボーマンダ軸、クレセドランを意識し、ゲッコウガを採用。
しかし、悪波を採用しなかったせいでクレセリアをまともに削れず、熱湯を覚えているが対面すらヒードランに勝てないのでパーティ全体でヒードランを突破できるポケモンがカバルドンしかいないなど、このポケモンのせいで大きな欠陥をかかえている。
この枠は特に検討の余地があった。
結果
第2回真皇杯本戦
ブロック3位予選落ち
第一回MASTERSオフ
優勝
GW中に出たオフは明日以降記事にします。
ここまで読んで頂きありがとうございました。
リトルマッチ使用構築②〜ジャポペロッパフ入りロコモン〜 最終レート1862 2位
もう一つのROMで参加した構築です。
以下個別解説
ロコン@拘りスカーフ 日照り
21-*-10-14-13-17
52-0-0-196-0-236(臆病)
CSぶっぱ
火炎放射 オーバーヒート 大文字 エナジーボール
一応パーティの軸。ニューラやストライク、その他低耐久のポケモンを1発で倒せる火力を持っています。
技構成が小学生みたいになっていますが、外さない放射、ペロッパフをワンキルできるオバヒ、ガーディを2発、瞑想後のペロッパフを押し切る文字、どれも切れない技です。
S16スカーフのホエルコやズガイドス、アサナンなどを抜きさって倒していくのはかなり強く、火力素速さともにトップクラスでした。また、スカーフが想定されやすいため初手にくるニューラはほぼ襷であるなど、初手の選出誘導がかなり働きました。
初手ニューラ対面は裏にペロッパフがいれば引くのが安定です。
モンジャラ@命の珠 葉緑素
23-0-19-19-10-16
0-0-76-200-0-200(臆病)
CSぶっぱ
ソーラービーム ギガドレイン 目覚めるパワー炎 原始の力
パーティのエース。ソーラービームの火力はロコンのオーバーヒートを上回ります。
ギガドレインはロコンと同時に選出しないときに使うと思いいれましたが、エナジーボールやリーフストームでよかったです。
晴れ時に抜かれるポケモンが最速スカーフニューラと最速スカーフストライクレベルしかいないため晴れターンが残った場合は全抜きしてくれることも多かったです。
半減の実がよく採用されますが、自分はこちらの方が使い勝手がよく感じられました。
ニューラ@気合の襷 精神力
22-19-12-*-14-23
0-236-0-0-0-236
ASぶっぱ
叩き落とす 氷の礫 氷柱落とし ローキック
ニューラミラー最強のニューラであり、1:1性能はリトル界トップクラスの襷。
初手におきやすく、タイプ受けするようなポケモン以外には基本的に負けません。
襷を持っているニューラはミラーに勝つためローキック以外ありえないです。氷柱落としは冷凍パンチに比べゴツメを持っていそうな受けに来るポケモン(ズルッグ、ブルーなど)に刺さります。また、最速のポケモンであるため怯みワンチャンも狙えます。外し考慮をするとどちらがいいとは一概に言えないですが。
襷なので悪い手癖が選択肢になりますがやはり相手の間違ったプレイングに負けるのはありえないので精神力でいいです。
ペロッパフ@ジャポのみ 軽業
23-*-14-15-12-15
20-0-68-204-0-204(臆病)
CSぶっぱ
マジカルシャイン 火炎放射 波乗り マジックコート
知る人ぞ知るペロッパフの最強型。全抜き性能こそないもののうまくジャポを発動させた時のメタ性能は尋常ではありません。
使い方としては氷、毒技が飛んでこないポケモンとニューラが対面した時にペロッパフに交代し、ジャポを発動させながらマジカルシャインで突破。このとき相手のパーティのペロッパフ対策が鋼、炎でニューラが引っ込んでくれた場合はそのポケモンをマジカルシャイン+サブウェポンで突破できます。
また、このポケモンの一番の強さは対イワークです。このパーティはステロがとても刺さっていてイワークを初手に出てくるようにパーティを組んであるので、それにペロッパフをあわせ、マジックコートを連打、殴ってきたらジャポ+波乗りで突破できます。岩石封じを打たれても軽業でSを抜いているためステロを撒かれる心配はありません。
腹太鼓、瞑想コットンが一般的な型ですが、次回また開催されるときがあれば2,3割の採用率は堅いと思います。
コイル@木の実ジュース 頑丈
21--*-14-17-12-15
156-0-36-76-0-196(臆病)
ラスターカノン 電磁波 リサイクル 身代り
H4n+1 身代りがニューラの珠礫耐え 最速 残りBC
最強の持ち物である木の実ジュースを最大限に生かした型。電磁波+身代り+リサイクルでほぼ全てのポケモンを起点にしていきます。
身代りによって頑木の実ジュースを発動させない技+倒せる技で頑丈対策をしてくる方法をゆるさず、叩き落とすにも強いです。身代りの試行回数を確保したいため4nにはしていません。電気技を切った弊害はラムめざ地ヤンヤンマの1度だけでした。
1試合10分1ターン制限時間が30秒のためTODすると20ターン以内で試合が終わるので1匹倒した後このポケモンを出せばそのまま勝ち、といったことも出来ます。
イシズマイ@ゴツゴツメット 頑丈
24-13-19-*-10-13
196-0-236-0-0-76(腕白)
HBぶっぱ
岩石封じ 叩き落とす カウンター ステルスロック
置物。イシズマイが居れば初手にイワークが間違いなく出てくるため採用しました。出てこなかったのは1500台で一度だけでした。また、ステルスロックが出来るポケモンがいないと後発に頑丈や襷がわんさか出てきて面倒なため最低限の選出画面で抵抗しています。
ニューラに襷潰し+ステロor突破ができるゴツメを持たせました。
技は起点回避になる技2つを採用し、残りは適当に強そうな感じがしたのでカウンターを入れましたが、ボタンを押した試合は一つもありませんでした。
序盤にステルスロックがめちゃくちゃ刺さってるパーティに出してみましたが、あっさりやられて負けてしまったので本当に選出圧力でしか役に立ちませんでした。普通のパーティにならイワークかグライガー採用でいいと思います。
戦績
使用TN A0
37勝 8敗
最終レート1862
順位2位
最後まで読んで頂きありがとうございました。
リトルマッチ使用構築①〜欠伸ペロッパフ入りスタン〜 最終レート1857 5位
進化前のみ使用可能のリトルマッチに参加しました。
普段は公式の大会に出ることはないのですが、バトレボ時代にあったリトルカップがとても懐かしく感じ参加することにしました。
参加するからには1位をとるつもりで臨みましたが、プレミが目立ち惜しい結果で終わってしまったのが非常に残念です。しかし2ROM両方で1850達成できたのは自信になったので次回があればまた参加したいと思います。
以下個別解説
ニューラ@命の珠 精神力
22-19-12-*-14-22
0-236-0-0-0-236(陽気)
ASぶっぱ
叩き落とす 氷の礫 瓦割り 猫騙し
リトル界の最強ポケモン。採用しない理由がありません。リトルカップをやってない人にはシングルの捨て身タックルで持ち物をなくせるメガガルーラといえばその強さが伝わるでしょうか。
リトルカップは持ち物に依存しているポケモンが多くメガシンカもいないため、叩き落とすがありえないほどの強さです。珠猫だまし+叩き落とすを耐えるにはH振りモンジャラ(B耐久2位)並みの耐久が必要なため、大体のポケモンがなすすべなく倒れていきます。
瓦割りはステロが入ったコイルが多少Bに振っていたとしても倒すことができるために採用していますが、珠を持っている場合は格闘技であればどの技でも勝率に影響する場面は少ないように感じました。
特性は精神力一択。レートは考察を怠っている人も少なからずいるため、猫騙しは打ってこないからという理由で他の特性にすることは考えられません。今大会90戦対戦し、あきらかに怯ませるように打ってきた対戦は4回もありました。この差は大きいです。
ペロッパフ@オレンのみ 軽業
23-*-15-14-14-13
20-*-148-124-140-44(臆病)
H8n-1 S最低限 CDを偶数に 余りB
ドレインキッス 欠伸 瞑想 コットンガード
リトル2強と言われたらニューラとペロッパフといわれるほどのスペックを持ちます。このポケモンも採用しない理由がありません。
技は基本的な瞑想型コットン型に本来サブウェポンを入れるべきであろうところに欠伸を入れました。瞑想コットンミラーで勝てたり、プロトーガの起点を作ったりできるため優秀な技でしたが、見るからにペロッパフ対策のポケモンがいると出しづらいことが多かったです。
Sを最大まであげなかった理由はローブシンミラーは後攻が勝つという理由からペロッパフもそうなのではないかと思ったためですが、計算していないため本当のことは知りません。ただミラーで最長ターンが確定した場合、起きるターンに後攻欠伸ができるためよかったとは思っています。
ニューラに対して死に出しするのではなく、プロトーガなど、叩き落とすをされるポケモンから出すことで毒突きのリスクを減らすことが出来ます。
ヤンヤンマ@気合の襷 加速
23-11-11-17-11-20
0-0-0-236-0-236(臆病)
CSぶっぱ
虫のさざめき エアスラッシュ フェイント 守る
対害悪、多数のポケモンへのストッパー。ストライクに比べて採用する利点は虫のさざめきの火力の差と加速によるストッパー性能。
襷ニューラに勝つためのフェイント。猫の手には基本的に負けることはないですが、テッポウオ対策としてはロックブラストで倒れてしまうため怪しい性能しかなく、相手のHPを減らしてみがまもの試行回数を稼がせないことが出来るくらいでしょうか。
初手のイワークに対してエアスラ+さざめきで落とすことが出来るためステロを撒かれても襷が残ったヤンヤンマが場に残るため有利に立ち回れます。封じも加速のお陰で上から殴れ、ロクブラで倒された場合はプロトーガのアクジェ圏内です。
Sはグライガーに対してステロと守るの択をしたくないため最速。控えめにするとエアスラ+フェイントでストライクが落ちるようになるためそちらもありだったかもしれません。
イワーク@レッドカード 頑丈
21-14-22-*-11-17
76-236-0-0-0-196(陽気)
ASぶっぱ
岩石封じ 大爆発 ステルスロック 守る
ステロ撒きのポケモンとして採用。リトルカップは岩弱点のポケモンが多く、頑丈や気合の襷も多いためステロを撒くポケモンは必須です。
猫騙しでレッドカードが発動してはいけないため守る。地震を切って大爆発を入れましたが、コイルが倒せないなどの弊害が出たためこれは失敗でした。
イワークに限った話ではないですが、頑丈のポケモンは木の実ジュース警戒で半分いかない技+倒せる技で突破するのがセオリーなので頑丈ポケモンと裏のポケモンで相性補完をよく組んでも意味をなさないことがほとんどです。
プロトーガ@木の実ジュース 頑丈
21-17-18-*-11-12
0-212-92-0-0-180(陽気)
ASぶっぱ
ストーンエッジ 滝登り アクアジェット 殻を破る
パーティのエース。イワークのステロ、ペロッパフの欠伸と組み合わせることで圧倒的な抜き性能を誇ります。
技は基本的な4つ。これ以外の技構成は考えられません。ストーンエッジを岩雪崩にしている人も見ましたが、ポリゴンやペロッパフ、モンジャラなどストーンエッジでないと足りないポケモンが数多く存在します。
殻を破るポケモンで最も遅く、ニューラを抜けるスカーフ持ちには少なくとも同速勝負を仕掛けられてしまうのが欠点ですが、先制技は非常に重要なため殻を破る持ちでは一番の性能が高いと思います。
H4振るだけで1上がりますが木の実ジュースで全快しなくなるため振ることは出来ません。
ガーディ@ゴツゴツメット 威嚇
25-*-15-13-11-13
236-0-236-0-0-36(図太い)
HBぶっぱ
火炎放射 鬼火 毒々 朝の日差し
物理、炎、ペロッパフ受け。ニューラに後だしができる数少ないポケモン。
ペロッパフも後出しから勝てますが、大会が開始される前にガーディ強い強いといっていた人達が多かったせいか、なみのりペロッパフに数多く当たりガーディで受けにいったら瞬殺されることが何度かありました。
物理受けも威嚇込みで受けれる程度であり、広く浅くといった印象が否めなかったです。毒の枠は吠える、バクアと迷っていましたが、プロトーガが選出できない時の炎が重すぎたので対抗手段として毒を採用しました。
戦績
使用TN すさいみんzz
38勝 7敗
最終レート1857
順位 5位
最後まで読んで頂きありがとうございました。