シーズン17使用構築 〜蛙蛾スタン〜 

ガルクレセ、厨パ系統の並びにメタを張り、ガルクレセ@4、ガルガブボルト@3がどんなパターンの構築でも選出に無理が起きないことを目指した。

以下個別解説。順番は採用順。


ゲッコウガ@スカーフ
151-115-105-150-82-173
冷凍ビーム 神通力 草結び 岩石封じ

B 200ガブリアスの逆鱗を1つ切って耐える
C 155-91バシャーモを神通力で2つ切って落ちる
S +1準速ボーマンダ抜き

厨パ系統の構築のガルーラ以外すべてに戦えるポケモン
この4つの技を採用することで、ガブリアスボルトロスゲンガー炎水すべてに打点を持てる。
数を増やしたウルガモスに対して一度の隙を許すことができるスカーフで採用、スカーフガブリアスの逆鱗に後出しして上から倒す、襷キノガッサに封じから打たれると対面で勝てるなどといったこともできる。
拘っていることで窮屈な立ち回りを強いられることもなくはないが、それ以上にスカーフである利点が大きかった。
ガルーラは桁繰りを考慮するとかみ砕くは打ちづらいため、あくまである程度だが、ゲンガーに引くこと安定しやすい。


ゲンガー@ゲンガナイト
159-*-101-191-123-200
シャドーボール 身代わり 滅びの歌 道連れ

H 16n-1
B 200ガブリアスの逆鱗耐え
D 191メガゲンガーシャドーボール乱数4つ切って耐え
S 最速

相手のガルーラがゲンガーから引いた際に一番アドバンテージを取れ、突っ張られても安定して1:1が取れる滅び身代りで採用した。
ガルーラと1:1から裏のゲッコウガボルトロスを通す流れが理想。
害悪、受けル、バトンにも積極的に選出していく。


ボルトロス@食べ残し
179-*-119-160-102-140(理想値)
10万ボルト 毒々 身代わり 守る

H 16n+3
B 200ガブリアスの逆鱗を1つ切って45以上残る(対面から勝てる)
C 207-136スイクンに10万→瞑想→10万で約95%で落ちる
D 177命の珠ボルトロスの10万ボルトを1つ切って45以上残る(対面から勝てる)
S 余り、大体のミラーは抜ける

ゲッコウガ同様、厨パ系統のポケモンに対面から勝てるように配分した毒ボルトロス
いかにこのポケモンを通すかを考えて選出することが多く、選出率はほぼ100%。
毒を考慮しない立ち回りをされることが非常に多く、今期非常に数の多かったヒートロトム等でボルトロスを見ている構築には非常に刺さった。
ある程度数がいる中で腐らせてくるポケモンは食べ残しナットレイ、黒いヘドロモロバレルフシギバナグライオンドリュウズジバコイルに限られる。
スイクンを実際に突破したことはなかったが、Cが高いおかげでいくつも試合を拾ったので毒ボルトの控え目はほかの配分でも考察の余地があると思った。


ウルガモス@アッキのみ
191-*-112-156-126-138
虫のさざめき 鬼火 蝶の舞 羽休め

H 16n-1
B 177メガガルーラ猫騙し+アッキ発動後捨て身タックル耐え
  192メガガルーラの秘密の力+アッキは発動後秘密の力約85%耐え
CD 偶数
S +1でメガミミロップ抜き

るどるふさんが通話中にアッキウルガモスが最強以外の言葉を失っていたため信じて採用。
ガルクレセやクチート入りに選出。
ガルガル対面のかなり安定した引き先となる。
ウルガモスの対策をガブリアスや、カイリュー等に任せたガルクレセは一匹で簡単に試合を終わらせることができる。
実際、ガブリアスのエッジの所持率は低く、上位には鉢巻カイリュー入りが相当な数存在していて想像以上の活躍だった。
ガルクレセドランには出しづらいが、こちらの構築上ガルクレセドランとは出しづらいはずなので、ヒードラン以外にウルガモスの対策となるポケモンがいる場合は積極的に出して、もし出てきた場合はクレセドランを毒ボルトで誤魔化す立ち回りが望ましい(実際に出さなかったら負けた)。
ガルクレセのガルーラの空元気の少なさに甘えているが、最悪持っていてもSが高くなければそこまで不利にはならない。
炎技がないためクチートギルガルドの処理速度が非常に遅く危ない立ち回りを強いられたことが唯一の不安要素だった。
詳しくはるどるふさんのブログを参考にしてほしい。


ガルーラ@ガルーラナイト
181-164-121-93-108-167
捨て身タックル 猫騙し 冷凍ビーム 不意打ち

C 183-105ガブリアスを冷凍ビームで確定
S 最速

低速から中速にかけてガルーラに捨て身タックルがなかったら対面勝てることをいいことに突っ張ってくる相手を咎めるため猫捨て身で採用。
猫不意と毒ボルトロスの相性の良さも引き立つ。
カバルドンへの処理ルートは多くあることに越したことはないので冷凍ビーム。
ガブリアスからクレリア引きにゴツメ削られないのも大きい。


ガブリアス@気合いの襷
183-182-116-*-105-169
逆鱗 地震 岩石封じ 剣の舞

ASぶっぱ

面倒なサイクルや中堅メガ進化に強いこと、電気の一貫を切れることから採用した。
しかし、サイクルを崩すためにもっと尖らせた型にするべきだったと反省。
炎打点がないので、炎の牙の珠やラムのほうが活躍する場面があったと思う。


選出
対厨パ系統
ゲッコウガ ゲンガー ボルトロス
対ガルクレセ
ガルーラ ウルガモス ボルトロス
上の二つを基本選出としている。
その他のパーティは柔軟に。


結果
TNめみねる
最終 2159 56位
108-62
最高 2176 
108-61














どーでもいい余談
シーズン終了5日前から潜りはじめ11日までほかの構築を使っていたが、あまりにも勝てず伸びても2000前半で、ずっと1900代を行ったり来たりしていた。
さすがにまずいと思い、1,2週間ほど前、考えてはいたが結局煮詰めきれず放置していたこの構築の軸(ゲコゲンボルト)を引っ張ってきた。
結局最終日前日、12日の夜からの約8,9時間ほどしかこの構築を使っておらず、もう少し前から使っていたら2200乗れたかもしれない、乗れないにしてももっと高レートと対戦できたかもしれない、という気持ちもなくはないが明らかに準備ができていなかった自分が悪い。
今期に限らず、準備がなってなくレートに潜ること自体が少なかったのが6世代の一番の後悔。
それでも、最終日の2100帯ではとても熱い対戦が多く、楽しいポケモンができたのはよかった。
7世代がどんな方式のオンライン対戦ができるのかはわからないが、積極的にやっていこうと思う。



今期で6世代終わる人はお疲れ様でした。
順位がわからなくてもレートやる人は頑張ってください。
自分は関東のオフに出るつもりなので、同じオフに出る人は残りわずかの6世代を一緒に楽しみましょう。